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かもめ針灸(しんきゅう)治療室

 

<休診日>

 

日曜日・月曜日・木曜日

 

<営業時間>

 

午前 8:30~11:30

 

午後 2:00~  5:45

 

〒250-0874 

神奈川県 

小田原市鴨宮320  

グリーンコーポB101 

(Pあり)

突発性難聴治療

当治療室における突発性難聴治療実績

2007年から本格的に開始した突発性難聴の”完治”患者数は

2023年12月31日現在、124名です。

完治に至らないまでも”著明回復”と判定された方は161名です。

なお

※完治とは

1.250、500、1000、2000、4000Hzの聴力レベルが20dB以内に戻ったもの

2. 健側聴力が安定と考えられれば、患側がそれと同程度まで改善した時

※著明回復とは

上記5周波数の算術平均値が30dB以上改善した時

(厚労省研究班による突発性難聴・聴力回復の判定基準より)

突発性難聴と鍼灸治療

突発性難聴とは 

 ある日突然、片方の耳が 聴こえなくなるのが突発性難聴です。

 

騒音性難聴(大きな音に長時間さらされたり、爆発音などで起こる)や老人性難聴(加齢とともに徐々に聴こえが悪くなる)とは根本的に違います。 

 

両方の耳に起こるのはまれで、片耳に起こることが多いようです。発症と前後して耳鳴りや耳閉感、めまいや吐き気が起きることもあります。

 

難聴の原因はいろいろありますが、原因不明なものが突発性難聴と診断されます。今のところ、ウィルス感染説と内耳の血流循環障害説の2つが有力です。また、糖尿病があると発症しやすいこともわかってきました。

 

発症件数 : 約35000人/年
男女比 : ほぼ同じ
年代 : 20~30代の発症が増えていますが50代が最多です。

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突発性難聴の原因 

① ウィルス感染説について

ムンプスウィルス(おたふく風邪の原因)によるものはムンプス難聴として定義つけられています。かなり難治性の難聴です。


 
突発性難聴の場合は免疫力が低下したときに体内に潜んでいたウィルスが活動を起こして難聴になるのではないかと考えられていますが、風邪をひいた後に発症するケースも多く、明確なことはわかっていません。

 

② 内耳の血流障害説について

内耳は細い血管が1本あるだけで、それが何かの原因で詰まったり切れたりしてしまえば、脳と同じで数分後には機能が落ちてしまうことが確認されています。

 

この内耳血流障害の改善を主眼に置いたハリ治療が、近年画期的な成果を挙げています。詳しいことは『突発性難聴の鍼灸治療』で述べますが、鍼灸がかなり力を発揮できることがわかってきました。



現代医学での治療

血管拡張剤やビタミン剤、ステロイドなどを使い、しばしば入院治療となります。

 

治療が遅れるほど回復率も低下するという結果が明確に出ていて、4週間を過ぎるとほとんど回復の見込みは無くなるというのが現代医学の常識となっています。

 

いずれにしてもなるべく早く治療を開始することが大切です。

 


突発性難聴の鍼灸治療 

鍼灸での治療の柱は2つです。(私の個人的見解も含んでいます)

 

内耳への血液循環改善 

耳の周囲や首、肩、背中にハリや灸の刺激を与え、低下していた血流を回復させます。

 

腎経の働きをアップさせる

東洋医学では『足の少陰腎経(あしのしょういんじんけい)』というツボの流れがあり、この腎経の働きのひとつに耳の機能を支えるというのがあります。


したがって腎経のツボに鍼灸で刺激を与えることにより耳の機能回復をサポートさせるのです。

加齢による聴力低下に補腎漢方薬(腎経の働きを高める、回復させる)が多用されている現実がよい証拠です。

そうしたなか、鍼灸治療で4週を過ぎた症状も軽減することが一掌堂治療院の藤井先生によりデータとして発表されています。

 

当治療室でも藤井先生の治療法を取り入れた突発性難聴治療を行い、効果が飛躍的に改善しています。

-

前述したように今までの医学では発症後4週間を経過した場合や、4週間の治療で残った症状についてほとんど回復は見込めないというのが常識です。

 

そうしたなか、鍼灸治療で4週を過ぎた症状も軽減することが一掌堂治療院の藤井先生によりデータとして発表されています。

 

当治療室でも藤井先生の治療法を取り入れた突発性難聴治療を行い、効果が飛躍的に改善しています。

ブログにシリーズでいろいろ書いていますのでご覧ください。

 ※ 突発性難聴に希望の灯かり

 ※ 症例紹介

 ※ 突発性難聴の種類、パターンについて 

※   一日でも早い治療開始が大切

 ※ 早期の集中治療が効果大

 ※ 時間が経ってしまった突発性難聴もあきらめないで

 ※ 突発性難聴の前ぶれについて

        ※ 突発性難聴のハリ治療効果を実感!

 


Q&A集

 病院でも一応診察を受けたほうがいいですか?

突発性難聴にもいろいろ原因があります。
その原因によっては手術が必要な場合もありますので必ず専門医に診てもらってください。

 
そのうえで鍼灸治療をスタートさせたほうがベターです。
もちろん、一日でも早いほうが効果はアップします。



何回で治りますか?

ケースバイケースですのでいちがいに何回ということは言えません。
治療開始時期が早いほど効果が早く出ますし、後遺症も少なくなる傾向があります。


めまいや吐き気もあるのですが…。

めまいや吐き気が続く場合は脳の異常やメニエール病などの疑いがあります。
必ず病院で検査を受けてください。


 その上で鍼灸治療を始めることをおすすめします。


症状が出て1ヶ月後に病院で手遅れといわれたが、もう治りませんか?


病院では4週経過後の突発性難聴については回復の見込みなしと宣告する場合が多いようです。


 確かに時間が経ってしまうと効果率は下がってしまいますが、可能性はゼロではありません。

あきらめずに一緒にがんばってみてください。


難聴のほかに耳に痛みがあるのですが…。

痛みがあるということは中耳炎などの炎症や組織の損傷が疑われます。

念のため病院で検査を受けてください。


自分でツボを刺激してもダメですか?

耳の症状でも、軽いものなら市販のツボの本を見ながらやっても結構です。
しかし突発性難聴にいたっては、素人での治療は無理と思われます。


 専門家の治療と平行して自宅療法を指示に従って行うほうがベターです。

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⑦高齢になってからの難聴も治りますか?

 高齢者の難聴の特徴は徐々に進行する難聴です。
突発性と違い加齢が原因ですのである程度の効果は得られても完治は難しいと思います。


 しかし『腎経』の衰えを回復させる治療を併用することで症状軽減の可能性はあります。あきらめずに治療を受けてみてください。


治ったあとも定期的な治療は必要ですか?

アフターケアの目安としては、

40代未満の方は2ヶ月に1回1年間、
40~50代の方は月1回の治療を1年間、
60代以降の方は月1回で1~2年間

を続けることにより、再発の予防ができると思います。



出張治療はしていますか?

原則として出張治療は行っておりませんが、やむをえない事情の場合は検討いたしますのでご相談ください。 

  


 

 

<その他・参考資料>

 

難聴の分類

分類の仕方にもいくつかあります。

(1)伝音性難聴と感音性難聴

(2)   難聴の程度による分類

 

(1)   伝音性難聴と感音性難聴について

① 伝音性難聴

耳の構造は3つに大別されます。外耳、中耳、内耳です。

外耳は音をキャッチし、中耳は音を増幅するための器官です。これらの中で異常が発生して難聴に場合を伝音性難聴といいます。つまり音がうまく伝わらないのです。)

たとえば事故、外傷、炎症などで鼓膜が破れたり、耳小骨という音を伝えたり増幅するための骨がずれたり溶けたりする場合です。代表的なものは中耳炎による難聴です。

② 感音性難聴

突発性難聴は伝音性でなく、感音性であることがほとんどです。つまり内耳の異常と考えられます。内耳の異常が原因の難聴はいろいろあり、原因が特定できないものが突発性難聴として診断されます。

なお、突発性難聴以外の感音性難聴の原因としては

・メニエール病(内耳の水が増えてしまう)

・音響性外傷(慢性:ヘッドホンなど、急性:爆発音など)

・ムンプス難聴(ムンプスウィルス:おたふく風邪によるもの)

・外リンパろう(内耳の水が中耳に漏れ出してくる)

・急性低音性感音難聴

・薬剤性難聴(ストレプトマイシン、カナプトマイシンなど)

 

(2) 難聴の程度による分類

音の大きさはdB(デシベル)という単位で表します。20dB以下で聞こえる場合は正常です。

聴力検査はオージオメーターという装置を使って測定します。小さい音からだんだん大きくしてゆき、どこで聞こえ始めたかということを患者さんが合図して知らせます。

音には高音から低音までいろいろあります。Hz(ヘルツ)という単位で表され、高音ほど数値が大きくなります。

なるべく早く治療を開始することがまず大切です。 実際の検査では   125Hz、250Hz、500Hz、1000Hz、2000Hz、4000Hz、8000Hzの7種類の音を小さい音から大きくしていって何dB(デシベル)で聞こえたかを調べます。

 

 軽度 :~40dB

 中等度 :~70dB

高度 :70dB以上でないと聴こえない

聾(ろう) :いくら音量を上げても聴こえない

当治療室における突発性難聴治療実績

2007年から本格的に開始した突発性難聴の”完治”患者数は

2023年12月31日現在、124名です。

完治に至らないまでも”著明回復”と判定された方は161名です。

なお

※完治とは

1.250、500、1000、2000、4000Hzの聴力レベルが20dB以内に戻ったもの

2. 健側聴力が安定と考えられれば、患側がそれと同程度まで改善した時

※著明回復とは

上記5周波数の算術平均値が30dB以上改善した時

(厚労省研究班による突発性難聴・聴力回復の判定基準より

〒250-0874

 

神奈川県小田原市鴨宮320 グリーンコーポB101 (P2台あり)

 

かもめ針灸(しんきゅう)治療室 

 

℡ 0465-48-4823

 

 (完全予約制)

 

メールはこちら

 

< 休 診 日 >   日曜日・月曜日・木曜日

 

<営業時間 > 午前8:30~11:30  

 

         午後2:00~  5:45